こんにちは、東林間名倉堂整骨院です。
先日、体調を崩しやすい時、という投稿で免疫力の低下や
自律神経について少し触れながら、お話させていただきました。
この度は、自律神経と免疫力の関係についてお話ししたいと思います。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つがありますが、
それぞれ何に対しての免疫をもつのかが違っています。
【交感神経が優位】
顆粒球という白血球の一種が多く産生されるため、
細菌や寄生虫などに対する免疫が上がります。
【副交感神経が優位】
リンパ球という白血球の一種が多く産生されるため、
ウイルスやがん細胞などに対する免疫が上がります。
交感神経や副交感神経のどちらかが優位になりすぎてもよくありません。
交感神経が優位になりすぎると、顆粒球が多くなりすぎます。
すると、顆粒球が細菌を貪食していく際に発生する活性酸素が増えすぎてしまい、
発生した活性酸素が細菌だけでなく、元気な細胞までも攻撃してしまいます。
また、この活性酸素はリンパ球の産生も抑制してしまうため、
ウイルスに対する免疫も弱めてしまうのです。
逆に副交感神経が優位になりすぎた場合、
リンパ球が増えすぎてしまいます。
リンパ球は抗体を作り、抗原をやっつける役割を持ちますが、
この作用が、通常外敵とならないような物質にまでも反応してしまい、
免疫が働きすぎるといった状態になります。
そのため、アレルギー性の疾患を引き起こしやすくなります。
自律神経は、どちらかが働きすぎていても、
良いとは言えません。
互いにバランス良く保ってあげることが一番の強い免疫力になるのです。
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