つわりによる
吐き気や嘔吐、食欲不振などの症状を
妊娠初期に感じる方が多くいらっしゃいます。

つわりの症状や強さも人それぞれであり、
中には、まったく感じないという方もいます。
つわりによる吐き気、嘔吐、食欲不振の原因となる因子が
最近の研究でわかってきました👀‼
その原因となるものは、
GDF15
という成長分化因子です。
GDF15とは、、、
脳の摂食に関する中枢に作用し、食欲不振などを引き起こします。
脂肪を減少させ、栄養不良となり、身体を衰弱させます。
身体の組織へのストレスや損傷に合わせて増えていくため、ガンなどによる体重減少とも関連します。
また、有害物質を摂取した場合にも、GDF15が増加するため、気分が悪くなるなどの症状を引き起こします。
このGDF15は
妊娠前から分泌されていますが、妊娠初期に増加します。
つわりのあった妊婦の血中のGDF15を調べてみると、
増加したGDF15のほとんどが、胎盤(胎児の細胞)から産生されたものだったことが
わかっています。
妊娠前から、GDF15の濃度が高い場合、
妊娠初期にGDF15が増加しても、このホルモンに対する反応は少ないため、
吐き気や嘔吐、食欲不振などの症状はあまり見られませんでした。
これに対し、妊娠前のGDF15の濃度が低い場合、このようなつわりの症状がみられることが
多くみられたというのです。
このように、GDF15の影響がわかってきたことにより、
この先、つわりの予防が可能になるかもしれません。

しかし、どのような方法で予防するのが最適か、
また、その方法は母体や胎児等に副作用などの悪影響はないのか、
などの研究が必要になりそうです。
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