こんにちは
さがみ名倉堂整骨院本院です。
今回は脱臼と亜脱臼の違いについてです。
⚫︎脱臼とは
関節を構成している骨が完全に離れてしまっている状態です。
よく言う【関節が外れた状態】です。
完全に外れてしまっていると、【弾発性固定】といい、通常の動きが制限されて動かせない状態です。
関節を包む膜(関節包)が損傷してしまうと、再度脱臼をしやすくなります。
⚫︎亜脱臼とは
脱臼しかかっている状態です。
関節が外れかけた状態だったり、一瞬外れて元に戻ってしまっている状態です。
脱臼同様で関節包が傷んでしまう為、癖になりやすいです。
脱臼と亜脱臼の違いは完全に関節が脱臼している(外れている)かです。
亜脱臼でも関節包が痛むので再脱臼しやすくなります。
亜脱臼の方が症状は軽いですが、再発するリスクが高い為、
スポーツ選手などの一般の方よりもお身体を酷使する人達は手術をして、
再発のリスクを抑えます。
一般的に脱臼・亜脱臼は怪我の度合いにもよりますが、
怪我が癒えるまでは運動はしないで回復に努めて下さい。
また脱臼や亜脱臼が起きてしまった場合は整骨院でもケアは出来ますが、
整復後には必ず整形外科の受診が必要になります。
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